#ふるさと納税3.0で機械化し、“人”で愛情を込めた野菜をつくる | 補助金制度活用事業者インタビュー | 泉佐野市ふるさと納税特設サイト「さのちょく」

補助金制度活用事業者インタビュー

  • 2023/04/26

#ふるさと納税3.0で機械化し、“人”で愛情を込めた野菜をつくる

泉州エリアを代表する農園「射手矢農園」を経営する射手矢社長にお話を伺いました。

■プロジェクト実績
「ポジティブベジタブル☆おいしく健康な野菜をもっともっと育てたい!プロジェクト」
期間     2022年10月~2023年1月
目標金額   19,150,000円
寄附実績   54,125,000円
補助金の活用 搬出機械、収穫機械、選別機械の導入

インタビュー先

農業の機械化には大きな投資が必要。そこを助けてくれた。

(Q)#ふるさと納税3.0にチャレンジしようと決めたきっかけ、理由は何でしたか?

(射手矢)#ふるさと納税3.0が始まった時は新規事業である必要があったので、私どもでは参加のハードルが高かったんです。でも、その後、既存事業の強化にも適用されることになったので、これはチャンスだ!と考え、参加しました。ここ数年はコロナ禍で農園の経営環境も厳しい状況でした。特に、私の農園では、人の手で愛情を込めて野菜を育てています。機械化によって作業効率を高め、その分、人の手をかけた野菜をもっと作りたいと考えていました。でも、農業機械は高価なものなので、すぐに購入というわけにはいきませんでした。なので、この#ふるさと納税3.0は本当に“渡りに船”でした。

3つの農業機械を導入決定!!

  • (Q)目標を超える5000万円以上の寄附が集まりましたが、そこからの補助金をどう活用されましたか?

    (射手矢)搬出機械、収穫機械、選別機械の3つの農業機械を導入します。
    搬出機械は納期が遅れて今年の12月のキャベツまでに間に合う予定です。収穫機械は、予定していた機械が販売中止となり、代替を選定中です。選別機械は4月末に納品されます。これらの機械の導入によって、重労働が軽減されるので、その分、人の手で愛情を込めて野菜作りに費やせるようになります。

プロジェクトを通じて、新規のお客様もリピーターも増加!

  • (Q)#ふるさと納税3.0にチャレンジされて、何が良かったですか?

    (射手矢)おかげさまで、当園の泉州たまねぎやキャベツにはリピーターのお客様もある程度いらっしゃいます。それらのリピータの皆様に応援寄附をしていただいたのはもちろん、#ふるさと納税3.0を通じて、新規のお客様も増えたと実感しています。やはり、泉佐野市側でも#ふるさと納税3.0をメディアなどで露出する機会も多く、それによって沢山の人の目に留まります。そこで、私たちがこのプロジェクトにかける想いをしっかりと伝えられるのも大きな成果だと思います。さらに、補助金まで出していただけるので、本当にメリットが大きな制度ですね。

  • (Q)泉佐野市に対して、#ふるさと納税3.0の制度に対するご要望などはありますか?

    (射手矢)改善という意味での要望はありません。本当に事業者にとって助かる制度です。市の担当者も熱心ですしね。私は、泉佐野市がふるさと納税の制度に参加した当初から返礼品を提供してきました。正直、当初は大した利益はなかったのですが、それでも地元泉佐野市を盛り上げたいという一心で続けてきました。その後、市の大変なご尽力で、全国でもトップクラスのふるさと納税自治体になっています。今後も、事業者や寄附者にとって役立つ施策をどんどん考えていただければと期待をしています。

#ふるさと納税3.0を活用し尽くして、泉州野菜をもっと盛り上げる!

(Q)これから#ふるさと納税3.0へのチャレンジを考えている方へのメッセージをお願いします。

(射手矢)事業拡大をしたいが、自己資金では賄えないという事業者は#ふるさと納税3.0を活用しない手はないと思います。新規事業である必要がなく、既存事業の強化に使えるので、今の事業で強化したい、投資が必要なことを洗い出してみて、そこに#ふるさと納税3.0を活用されてみてはいかがでしょうか。

私自身は、農業には継続的な設備投資が必要で、今後も美味しい野菜をもっと作っていきたいので、2回目以降のチャレンジも行うつもりです。だって、やらない手はないですから。泉州野菜をこれからも盛り上げていきますよ!