#ふるさと納税3.0で小さなお店が起こした奇跡 | 補助金制度活用事業者インタビュー | 泉佐野市ふるさと納税特設サイト「さのちょく」

補助金制度活用事業者インタビュー

  • 2023/04/26

#ふるさと納税3.0で小さなお店が起こした奇跡

#ふるさと納税3.0を活用して、大人気のフルーツサンドを全国の方々に提供しているまほろ屋の石井さんにお話を伺いました。

■プロジェクト実績
1回目「地球に農家にやさしくフルーツるんるんプロジェクト」
期間     2021年9月~2022年3月
目標金額   9,375,000円
寄附実績   20,760,000円
補助金の活用 冷凍機の導入

2回目「地球にも農家にもやさしいフルーツお野菜救出大作戦2」
期間     2021年9月~2022年3月(現在実施中)
目標金額   12,613,000円

インタビュー先

迷っていた450万円の冷凍機への投資に活用!

(Q)#ふるさと納税3.0にチャレンジしようと決めたきっかけ、理由は何でしたか?

(石井)(A) 今の店舗の場所を借りている会社の社長からふるさと納税の話をよく聞かされていました。また、その社長は泉佐野市のことが本当に大好きで、市に貢献することはいいことだと常に聞かされていたんです。
私自身、ちょうどフルーツサンドのお店を個人で開業したところでしたが、食材の廃棄ロスを減らせないかというのが常に考えていた課題だったんです。これは!という冷凍機を見つけたんですが、価格が450万円くらいと高額で導入を躊躇していました。そんな時に、泉佐野市の担当者の方々とお話をし、今後、フルーツサンドは絶対に来る!と背中を押してもらったんです。そこから#ふるさと納税3.0へのチャレンジが始まりました。

奇跡!かけ出しのお店に目標の2倍を超える応援寄附

(Q)1回目のチャレンジでは、目標の2倍以上が集まりました。その時のご様子はいかがでしたか?

(石井)個人で始めた小さなフルーツサンドのお店に、こんなに寄附が集まるなんて、本当に奇跡が起きた!くらいの感動でした。目標額を達成し、いただいた補助金で念願の冷凍機を購入できました。そのおかげで、廃棄率は何と1%くらいまで激減したんです!!

目標の2倍以上を達成したわけですが、正直なところ私自身も、泉佐野市のご担当者もここまでとは思っていなかったと思います。こんなに嬉しいことはありませんでした。
でも、あまりにも予想以上だったので、私含めてスタッフ3人で、毎日朝から晩までフルーツサンドを作り続けました。お届けしたお客様からも「美味しい」「また食べたい」といったお声をたくさん頂戴し、励みにもなりました。

  • (Q)翌年も続けて2回目のチャレンジをされたのは、どんな理由ですか?

    (石井)1年目で本当にたくさんのご寄附をいただいたのですが、今の店舗規模ではこれ以上のご注文をいただいても、安定的に供給ができないんです。また、フルーツは冷凍で廃棄ロスをほぼなくしたのですが、野菜を使ったデリサンドは冷凍ができません。そこで、これらの課題を解決する為に、オープンキッチン付きの店舗を新設したいと考えています。ですので、この2回目のチャレンジも成功させたいんです。

(Q)#ふるさと納税3.0で苦労されたことはありますか?

(A)実は、それよく聞かれるんです。先日も、よく行く飲食店の方に#ふるさと納税3.0ってどうなん?って聞かれまして、特に最初の申請準備とか大変なイメージがあるようです。でも、私の場合、申請準備は全然簡単でした。その方には、何ならいつでも私が手伝うよ!って言ってあげたくらいです。苦労はありませんが、むしろ、予想外に寄附をいただいて、その期待にしっかりと応えるというプレッシャーはありました。でも、自分でやると決めたことなので、大丈夫でした。

2回目のチャレンジでオープンキッチン付きの店舗を!!

  • (Q)これから#3.0へのチャレンジを考えている方へのメッセージをお願いします。

    (石井)個人で始めたばかりのこんな小さなお店でも、泉佐野市の担当者の方々がとても真剣に取り組んでくれました。他の行政機関の補助金制度ではこんなことはまずないです。そこは本当に心強いです。ご心配なく!

    飲食関係の方で、事業計画を作れない、という方には私がアドバイスできます!と言えるくらい、どんどんチャレンジしてほしいと思います。私のように個人で事業を行っている方、これから始めようと考えている方は、自分が挑戦したいかどうかが一番大事です。チャレンジして、寄附が集まらなかったらどうしようという不安は理解できます。そこは、泉佐野市のふるさと納税における集客力や市の担当者の熱意が助けてくれるはずです。
    応援しています!!!

  • 取材した日は、大雨にもかかわらず、お店には行列ができていました。リピータも急増中です。