#ふるさと納税3.0で起業の夢を実現! | 補助金制度活用事業者インタビュー | 泉佐野市ふるさと納税特設サイト「さのちょく」

補助金制度活用事業者インタビュー

  • 2023/04/26

#ふるさと納税3.0で起業の夢を実現!

#ふるさと納税3.0を活用して、一から新規事業を立ち上げたFIRST SCENEの西浦様にお話を伺いました

■プロジェクト実績
『お芋畑からの伝言・・・』プロジェクト
期間     2020年11月~2021年3月
目標金額   1,250,000円
寄附実績   2,435,000円
補助金の活用 「芋匠さのや」の店舗開設

インタビュー先

#ふるさと納税3.0を知って、事業Ideaを考え付いた

(Q)#ふるさと納税3.0にチャレンジしようと決めたきっかけ、理由は何でしたか?

(西浦)本当に、たまたまだったのですが、2020年の秋ごろにふと見たテレビのニュースで泉佐野市がクラウドファンディング型のふるさと納税「#ふるさと納税3.0」という制度を始めることを知りました。実はこの時点で、今の事業「芋匠さのや」を立ち上げることはまったく考えてもいませんでした。私自身はそれまでに様々な事業は手掛けていたのですが、この#ふるさと納税3.0を活用して、どんな事業を立ち上げるかについては、テレビのニュースで知ってから2週間で考え出したんです。大前提は、寄附者も喜び、市にも社会にも貢献できる事業を立ち上げたいという思いでした。

投資リスク軽減で起業チャレンジしやすい

  • (Q)事業経験の豊富な西浦さんからみて、#ふるさと納税3.0はどのように活用できると思われたのですか?

    (西浦)やはり、投資リスクの軽減が一番ですね。新規事業の立ち上げには、Idea、人材、熱意、資金が必須です。この内、Idea、人材は目途が立ち、熱意は溢れるほど持っていたので、あとは資金だけでした。ここを賄っていただけるのは、本当に有難い制度です。今回、起業のために#ふるさと納税3.0を活用するにあたって、最初の事業計画は私が作りましたが、商品開発や店舗運営は、女性スタッフに任せています。将来的にはお店の経営も任せるつもりです。こういったやる気のある優秀な若い人が、起業というチャレンジをしやすくなるのも#3.0のメリットだと思いますね。

目標の2倍の寄附が集り、いざ起業へ!

  • (Q)いざプロジェクトを開始して、いかがでしたか?

    (A)正直なところ、最初は不安もありました。やはり、ふるさと納税で人気なのは、お肉や海産物です。芋のスイーツに応援寄附が集まるんだろうか、、、と。でも、開始すると目標のほぼ2倍の寄附が集まりました。スタッフ全員で、商品作り、梱包、発送など朝6時から深夜まで休む暇もなく大変でしたが、応援していただいたお客様へお届けすると思うと、スタッフ全員が本当に一生懸命取り組んでいて、小さいお店ですが、熱いものを感じてジーンときたのを覚えています。


泉佐野市の熱心なサポート・全国的な認知度も後押しに

  • (Q)#ふるさと納税3.0で苦労されたことはありますか?

    (A)私たちの場合は、一からの事業立ち上げだったので、まず事業Idea作りと事業計画を立てるのに苦心しました。とても助かったのは、泉佐野市のご担当者の皆さんが熱心にサポートをしてくれたことです。事業Ideaや計画書の作成にも色々とアドバイスをいただきました。さらに、プロジェクト開始してからは、WEBサイトやメルマガで告知PRもたくさんしていただきました。

次は新店舗開設のためにチャレンジしたい!

(Q)今後、もう一度#ふるさと納税3.0へチャレンジされたいと思いますか?

(西浦)店舗も手狭になってきたので、新店舗の開設か移転をして事業規模を拡大できないかな、と考えているところです。その資金の一部を#ふるさと納税3.0でまかなえれば大変助かります。原材料のお芋は、現在は生駒などの畑で作っています。来年には泉佐野市内にも農業法人を立ち上げて畑を新設する予定なので、このあたりも3.0を活用できればと考えています。新商品作り、規模拡大には新しい機材も欲しいと、女性スタッフからは熱望されているので、是非#ふるさと納税3.0をまた活用したいですね。

若い力で、夢の実現・地元への恩返しを!

  • (Q)これから#30へのチャレンジを考えている方へのメッセージをお願いします。

    (A)起業を考えているが躊躇されている方は、まず市のご担当者に相談してみるのがよいと思います。事業内容、商品について、ふるさと納税市場でどんなことをすれば寄附が増えるのかなど、親身にアドバイスしていただけます。#ふるさと納税3.0を上手く活用して、自身の夢をかなえ、それが寄附していただいたお客様を笑顔にして、地元泉佐野市にも貢献できるのは本当にやりがいのあることだと思います。