近畿圏のクラフトビールよ、もっと盛り上がれ!ヤッホーブルーイング大阪ブルワリープロジェクト、スタート。

2021/12/03

今、大阪府泉佐野市とヤッホーブルーイング社は”「ヤッホーブルーイング大阪ブルワリー(仮称)」創造プロジェクト”という大きなチャレンジをしています。

ヤッホーブルーイングは長野で生まれたのに、なぜブルワリーを大阪に?と思われた方。
安心してください。これから説明いたします。

泉佐野から、大阪、近畿圏、ひいては日本全体をクラフトビールを使って盛り上げたい!

このプロジェクトは、泉佐野市とヤッホーブルーイング社の想いが一致したところから、始まりました。「飲食も楽しめるビール醸造所として、エンターテインメント性を兼ね備えた『レジャースポット』を泉佐野に創る」という理想像をもとに、調査・確認などを進めています。

ヤッホーブルーイングという企業は「ビールに味を!人生に幸せを!」をミッションに活動しています。
日本でクラフトビールのカテゴリーを形成し、クラフトビール市場を広げ、新しいビール文化を作るため、日々ビール造りは超マジメに、企業活動は遊び心を忘れずに活動をしています。

主に首都圏で活動してきましたが、もっとクラフトビールを近畿圏の人たちに楽しんでいただきたいという思いから、2021年2月に大阪営業所を開設しました。

泉佐野市はヤッホーブルーイング社にどうしてオファーを出したのか

泉佐野市は、大阪府南部の泉南(せんなん)と呼ばれる地域にあります。
大阪湾に面した、気候は温暖で穏やかな街です。

泉佐野市には、日本の空の玄関口、近畿圏国際空港があり、近隣施設には「りんくうタウン」、日本で3番目に高いビルの「Sisりんくうタワー」(2021年11月現在)や「りんくうアウトレットモール」などがあります。

バブル崩壊後の泉佐野市は、財政は非常に厳しかったと言われています。一時期は財政破綻するのでは、と言われるほど、厳しい状況でした。近畿圏空港の開業当時、多くのプロジェクトが進められていましたが、バブル崩壊後、そのほとんどのプロジェクトが頓挫してしまいました。

この状況を打破すべく、泉佐野市が取り組んだのは「ふるさと納税事業」でした。「ふるさと納税」の制度を強化、さらに、とても精力的な活動を展開し、財政を回復させるまでに至りました。

そして、泉佐野市はふるさと納税制度を活用した新しい地域振興施策のモデルをつくりだしました。その名も「#ふるさと納税3.0」
「#ふるさと納税3.0」はふるさと納税を活用したクラウドファンディング型の施策です。自治体への寄付がプロジェクトの支援につながる新しい地域振興のカタチとなっています
泉佐野市はこの制度を新しくつくったのちに、今回ヤッホーブルーイング社に「一緒に#ふるさと納税3.0に取り組みませんか」とお声がけくださいました。

次なるチャレンジ、クラフトビールで地方活性化。

「#ふるさと納税3.0」、正式名称「地場産業創出支援事業」は、自治体が企業や個人事業主を支援することで「新しい地場産品」を創出し、ふるさと納税返礼品の拡充や地域活性化に取り組む、と、大体このような内容となっております。

最大の特長は、「ただ寄付を募るわけではない」という点です。「ふるさと納税制度」を活用し、寄付金をご支援くださった方々に、新しい泉佐野市の地場産品をお渡しすることが、泉佐野市の活性化につながる、という取り組みになっています。

ヤッホーブルーイング社の「近畿圏のクラフトビール文化をもっと盛り上げたい!」というマインドに、泉佐野市からの情熱あふれるオファーが見事にマッチングし、「#ふるさと納税3.0」を活用した「大阪ブルワリープロジェクト」への参画が決まりました。

ブルワリーの建設候補地としては、泉佐野市内を予定しています。「関西国際空港」や「りんくうタウン」など魅力あふれる泉佐野市をさらにパワーアップさせる「大阪ブルワリープロジェクト」。そのチャレンジが、今ここに始まりました。

クラフトビールの魅力を存分に体感していただける「レジャースポット」を作り、様々な人が何度でも泉佐野を訪れたいと思えるような場所にしていきたいと思います。

クラフトビールファンの皆様、皆様の力を結集し、このプロジェクトを成功させることで、日本のビール文化に革命を起こしましょう!
クラフトビール革命を前進し、日本のビール文化史に新たな1ページを刻みましょう。

このチャレンジングな企画の成功は、日本中のビールファンの皆様の支持をいただくことができるかに懸かっています。
ふるさと納税をしておしまいではなく、プロジェクトを応援することで地方活性化をしてみませんか。皆様からのご参加、ぜひお待ちしています。

【ヤッホーブルーイング大阪ブルワリー(仮称)の事業内容】
クラフトビールの製造・販売拠点及び、飲食施設も兼ね備えた新たなレジャースポットの創造
<2025年度の醸造所完成を目指します>
2022年4月、CF2期開始
2023年3月、CF2期〆切
2023年4月、CF3期開始
2025年度のヤッホーブルーイング大阪ブルワリーの完成を目指しています。

※本プロジェクトの寄付金は大阪ブルワリープロジェクトの成功のために使用されるため、ファンのみなさまから頂いた寄付金は完成するブルワリーに還元される仕組みとなっています。

(おわり)