国有形登録文化財 大将軍湯の再生支援プロジェクト | 泉佐野市のクラウドファンディング | 泉佐野市ふるさと納税特設サイト「さのちょく」

泉佐野市のクラウドファンディング

国有形登録文化財 大将軍湯の再生支援プロジェクト

国有形登録文化財 大将軍湯の再生支援プロジェクト

現在の寄附金額

310,000円

目標金額

5,000,000円

0%

  • 達成率0%

  • 支援人数9人

  • 終了まで338日

受付期間:2021年03月29日~2025年03月31日

こちらのふるさと納税(寄附)には、返礼品はございませんので、あらかじめご了承ください。

国有形登録文化財 大将軍湯(だいしょうぐんゆ)の概要

  • 所有者    泉佐野市
    所在地    泉佐野市本町4733番2
    敷地面積    176.62㎡
    建築面積   1階138.55㎡、2階 44.70㎡
    建築年    昭和11年(1936年)
    構造及び形式 表 棟  木造二階建、桟瓦葺
            桁行9.2m  梁間4.7m、切妻造 平入 正面玄関 向唐破風造
           浴室棟  木造平屋建 桟瓦葺
            桁行7.3m  梁間7.2m 切妻造  背面下屋庇付

こちらのふるさと納税(寄附)には、返礼品はございませんので、あらかじめご了承ください。

国有形登録文化財 大将軍湯再生支援プロジェクト

平成30年12月から泉佐野市が管理し、今後は建物の公開、再生のための保存修理事業、地域の歴史を伝える観光拠点、皆さんが憩える場となるような事業を進めていきます。
建物の活用にあたっては、現在は営業を終了しているものの、第一に浴場としての再開が可能であるかを検討することが重要であり、大将軍湯も含めた佐野町場にある旧新川家住宅(市指定)、いろは蔵や古民家を含めたこの地区の歴史的建造物を活かしたまちづくりを構想する必要があります。

泉佐野市では、「大将軍湯再生支援プロジェクト」を立ち上げ、その実現に向け、その第一歩を踏み出すための資金支援を皆様にお願いします。

大将軍湯は戦前に建てられた市内唯一現存する銭湯(公衆浴場)

大将軍湯は昭和の初めごろに建てられた銭湯です。
各家庭に内風呂が普及していなかった時代、銭湯は地域に欠かせない施設でした。
そんな銭湯通いが一般的であった頃から、大将軍湯は地元の銭湯として、また身近な交流の場として長年愛され、近年まで使用されてきました。
時代の移り変わりによって、数多くあった銭湯が次第に数を減らしていくなか、古い銭湯の様式と地域の歴史を今に伝える建物として、また、日本の伝統的な街並みなど、歴史的な風景が残る佐野町場のランドマークとして、大将軍湯は非常に貴重な存在となっています。
私たちは、この大将軍湯を佐野町場の核となる観光拠点として、また、地域の交流の場として、末永く人々に愛される施設として活用できるよう、整備を進めたいと考えています。

この再生プロジェクトは、皆様からのご支援、国の補助金を最大限活用し、令和3年度中にプロジェクトのスケジュールを確定させ、令和4年度以降にプロジェクト完了を目指します。

寄附は2,000円以上から受け付けています。
このふるさと納税(寄附)型クラウドファンディングには、返礼品はございません。

寄附の申込1件につき5万円以上の寄附をいただいた方の御芳名又は法人名をネームプレートに刻み、
完成後の大将軍湯にて末永く掲示させていただきます。
5万円以上の寄附でネームプレートが不要な場合、備考欄に「ネームプレート不要」とご記載ください。


どうか、皆様のご支援をよろしくお願いします。

この再生プロジェクトに対する問い合わせ先
泉佐野市 教育部 文化財保護課
E-mail:bunkazai@city.izumisano.lg.jp
TEL:072-447-6766

大将軍湯は国登録有形文化財の指定を受けた公衆浴場(銭湯)

平成29年まで銭湯として使用されていた大将軍湯は、平成30年11月2日に国登録有形文化財の指定を受けた公衆浴場です。
唐破風の玄関が設けられ、左右塀の腰にタイルが張られた特徴的な外観と、吹抜けの一室の浴室を持ち、浴槽や床に御影石が用いられているのが大変珍しく、大将軍湯は戦前の銭湯建築の好例として、非常に貴重な建物となっています。

具体的な再生方法を公開!

  • 泉佐野市は、平成30年12月から管理し、保存活用の計画を検討してきましたが、令和2年6月に「荒波を乗り越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船・船主集落」に追加認定されたことにより、「大将軍湯」と「さの町場」全体を連携させた活用を展開し、地域のランドマークとして、銭湯の特徴を保存しながら、耐震補強を実施する予定です。
    現在、1階の男女浴室を2つに分け、一方をカフェやラウンジ、もう一方を貸し風呂か足湯として活用し、2階の休憩室は、着付けやパブリックスペースとします。旧新川家住宅、いろは蔵、古民家再生などのエリアと連携する施設として再生していく方法等を検討しています。

地域と連携した活用イメージ図

さの町場の歴史的な景観の一角である大将軍湯

大将軍湯を含めた佐野町場は、大阪と紀州を結ぶ孝子越街道が通っており、古くから泉南地域の要衝として栄えました。
江戸時代には豪商「食野(めしの)」一族がこの一帯に拠点をかまえ廻船業で栄華を極めたように、農民、漁民、商人などが共に暮らす独自の町人文化が開花しました。
現在も古い蔵や町屋が残る街並みは、自然に形成されたもので、建物は不整形で道は狭く迷路のように複雑です。
超高層ビルが路地のすき間から顔をのぞかせるのも、関西国際空港周辺の近代的風景と古い町並みが交差する「さの町場」の特色です。

大将軍湯は、そんな「さの町場」の歴史的な景観の一角を担っています。

泉佐野市内その他 国有形登録文化財の紹介

新井家住宅※平成11年7月8日指定
池田谷家住宅※平成16年3月29日指定
塚本家住宅蔵※平成20年4月18日指定
上善寺※平成20年7月8日指定
蟻通神社※平成27年8月4日指定

こちらのふるさと納税(寄附)には、返礼品はございませんので、あらかじめご了承ください。