ふるさと納税の本来の役割とは?ISSUE

1.ふるさと納税の本来の趣旨

総務省は、これまで繰り返し本市を名指しで「ふるさと納税の本来の趣旨に立ち返るように」というコメントを繰り返しています。果たしてふるさと納税の「本来の趣旨」とは何なのでしょうか?

疲弊する故郷への「想い」と恩返し

ふるさと納税は、故郷への恩返しという「想い」から創られた制度と言われています。
総務省のwebサイトには、“ふるさと納税で「地方創生」”、“ふるさと納税で日本を元気に!”というタイトルで以下のような理念が示されています。

地方で生まれ育ち都会に出てきた方には、
誰でもふるさとへ恩返ししたい想いがあるのではないでしょうか。
育ててくれた、支えてくれた、一人前にしてくれた、ふるさとへ。
都会で暮らすようになり、仕事に就き、納税し始めると、
住んでいる自治体に納税することになります。
税制を通じてふるさとへ貢献する仕組みができないか。
そのような想いのもと、「ふるさと納税」は導入されました。
(総務省webサイトから)

ふるさと納税は、現官房長官で当時総務大臣だった菅義偉氏の肝いりで創られました。当時内閣府参事官だった高橋洋一氏(現嘉悦大学教授)に対し、菅氏が「故郷の自治体に税金を納めたいが何とかできないのか」と相談したことがきっかけで創られたのがふるさと納税制度でした。

本来の趣旨は、首都圏と地方の税収格差の是正

「故郷の自治体に税金を納めたい」という思いには「故郷への恩返し」という想いが、そして、「故郷への恩返し」の背景には、過疎化、産業衰退、人口減少、高齢化、消滅自治体、財政難に喘ぐ故郷(地方)を憂い、何とかしてあげたいという想いがあったのではないでしょうか。
地方は、それぞれ様々な問題を抱えていますが、その根底にある大きな要因は、首都圏一極集中による首都圏と地方の税収格差であり、それを自治体の頑張りで是正できる唯一の制度がふるさと納税であると私たちは考えています。

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